水とダイエット
水とダイエット
水はダイエットに不可欠な成分です。
なぜならば、体内で起こる全ての化学反応には水が関係しています。
脂肪燃焼も体内での化学反応なので水分を必要とします。
また、有酸素運動する場合、脂肪燃焼にするには大量の酸素を必要とします。
その酸素を運ぶのが血液なのです。
水分の摂取が十分でないと血液がドロドロになり、
酸素供給が悪くなり脂肪燃焼の効率を低下させます。
そして、水分不足は、リンパ液の流れも悪くなるので、
さらに脂肪が燃えにくくなります。
そのため、有酸素運動する場合でも、
運動中に少しづつ水分を摂取しましょう。
水はダイエットにおいては、体内の化学反応の点、
脂肪燃焼の為の酸素供給の点、リンパの循環の点で重要な役割を担っています。
水でのダイエットは、すぐには効果は表れず、
大体1〜3ヶ月で、効果を実感することができます。
水ダイエットの方法
基本的に水ダイエットは、どの種類の水を飲んでも大丈夫です。
ある程度の効果を得たい方は「硬水」、
無理なく続けたい方には、飲みやすい「軟水」がいいでしょう。
@水の摂取量
ダイエットに必要な水の摂取量は、自分の体重の約4%程とされています。
つまり、体重60kgの方の場合、60×0.04=2.4リットルの水が必要となります。
もちろん食材に含まれる水分も含んでの摂取量です。
A水の飲み方
ダイエットにおける水の飲み方のポイントは、
一気に大量摂取せず、こまめに飲むという事です。
体内の水分量の急激な変化を防ぎ、体に負担をかけないためです。
B水を飲むタイミング
・起床時
・食事の時
・仕事中
・運動前、中、後
・入浴前後
・夜寝る前
上記以外にも、自分の摂りたいタイミングで積極的に摂取しましょう。
水でダイエットする場合の注意点
間違った飲み方をしてしまうと、体が冷えたり、むくみ太りの原因になります。
@冷水でなく、常温の水で摂取しましょう。
冷たい水は体を冷やして胃腸に負担をかけたり、
血管を収縮させて代謝機能を低下させてしまうので、
ダイエットには逆効果なので、注意しましょう。
A一度大量摂取しない。
一度に水を大量を摂取しても体内への保水量は変わりませんので、
コップ1杯程度を目安にしてこまめに摂取しましょう。
B眠る直前の水の摂取は避けましょう。
眠る直前の水分摂取は、翌朝のむくみの原因となります。
水は「寝る直前」ではなく「寝る30分前」に摂取しましょう。
C水以外で代用しない
水以外のものを摂取した場合、それらを分解する化学反応のために
更に体内の水を消費してしまうため、気をつけましょう。