水と血液の関係
水と血液の関係
水は血液をサラサラにするために大事な成分です。
血液は、血管を流れて、全身に栄養分や酸素を供給するとともに、
各組織から老廃物を受け取って運んで排出する働きをしています。
血液は、血球と血漿(けっしょう)とに分けられます。
血球には赤血球、白血球、血小板の三種があります。
赤血球は酸素を体の隅々まで運び、
白血球は細菌感染などから体を守る働き、血小板は出血を止める働きをします。
また、血漿成分の約95%は水分です。
そのため、水分が不足するとドロドロした血液になり、
運ぶ力も鈍ってしまうので、こまめに水をとる必要があります。
タバコ、アルコール、糖分などの過剰摂取で
生活習慣が乱れると血液はドロドロになります。
血液がドロドロになると、
抹消の血管まで血液が届かず、各細胞に栄養が行かなくなります。
そうなると、高血圧や肥満、高脂血症、糖尿病等になります。
また、血液がドロドロのままだと血の塊である血栓が出来やすくなります。
血栓ができて血管に詰まると脳梗塞や心筋梗塞になります。
そうならないためにも、血液はサラサラにしなければなりません。
血液をサラサラにするには、十分な水分の摂取が必要になります。
血液中の水分量が増えれば、
血液はサラサラになり、新陳代謝も活発になります。
すると、血液自体が健康になり病気になりにくい体質になります。
血液をサラサラにする水の飲み方は、
まず基本的に一日に1.5〜2?くらいの水を常温で飲みましょう。
◆飲むタイミング
@朝起きたらコップ1〜2杯
A運動の前、中、後
B入浴の前後
C就寝前
@〜Cは必ず水を飲むタイミングです。
これ以外でも、喉が渇いたと感じたら
その都度、摂取するようにしましょう。
◆水の飲み方
@常温の水を飲むこと
A一度にコップ1杯(やく200ml)
B目安は1日1.5?〜2?
C夏場だけでなく、冬場も同じように摂取すること