水と腎臓の働き

水と腎臓の働き

水と腎臓の働き

水と腎臓の働き

腎臓の健康に不可欠です。

 

 

腎臓は、背骨の両側で腰の高さくらいに左右1個ずつある臓器です。

 

 

◆腎臓の働き
@老廃物の排出

腎臓は血液を濾過して老廃物や塩分を尿に含めて排出してくれます。

 

また、体に必要なものは再吸収し、体内に留める働きをしています。

 

何らかの原因で、腎臓の働きが悪くなると尿が出なくなり、
老廃物や毒素が体に蓄積し尿毒症になります。

 

 

A骨を強くする

腎臓は、カルシウムを体内に吸収させるのに必要な
活性型ビタミンDをつくっています。

 

腎臓の機能が低下活性型ビタミンDが低下し、
カルシウムが吸収されなくなって骨粗鬆症の原因になります。

 

 

B血圧の調整

腎臓は、塩分と水分の排出量をコントロールし、
バランスをとることにいよってて血圧を調整しています。

 

血圧が高いときは、塩分と水分の排出量を増加させることで血圧を下げ、
血圧が低いときは、塩分と水分の排出量を減少させることで血圧を上げます。

 

また、腎臓は血圧維持の為のホルモンを分泌しており、
血圧が低いときに血圧を上げて維持させます。

 

 

C体液、イオンバランスの調整

腎臓は体液量やイオンバランスを調節や、
必要なミネラル分をに取り込む働きがあります。

 

腎臓の機能が低下すると、体液量の調節が乱て体がむくんだり、
さらに、イオンバランスがくずれ、疲れやめまいなど、さまざまな不調がでてきます。

 

 

D血液の製造

血液は骨髄の中にある細胞が、腎臓から出るホルモンの刺激を受けてつくられます。

 

ところが、腎臓の機能が低下すると、ホルモン分泌がされず、
結果として、血液が十分に製造されず、貧血になってしまいます。

 

 

このように、腎臓の働きに水分は欠かせない要素です。

 

 

適切な水分を摂取しているなら、腎臓が1分間につくる尿の量は約1mlで、
1日に1440mlの尿が作られ排出されます。

 

 

そのため、水分が不足すると、腎臓に溜まった老廃物が上手く排出さず、
腎臓に負担をかけ機能低下を招きます。

 

 

腎臓の機能が低下すると、水を飲んだだけでむくんできます。

 

 

万が一、水を飲んだだけでむくむ方は、
腎臓の機能が低下してしまっている状態です。

 

 

この場合は、塩分制限やストレス、疲れをためない生活をしましょう。

 

 

また、むくむ場合でも、少しずつ、
こまめに水分をたくさん摂取したほうが、結果的には腎臓の負担を減らしてくれます。

 

 

腎臓の機能を良くする為には、水分摂取はかかせません。

 

 

朝起きた時に必ず1杯の水を飲むだけでも腎臓に良い影響を与えてくれます。

 

 

出来れば1日に2リットルの水を飲む習慣をつけてみましょう。